ハードウッドで創る、大自然を満喫できる庭

 写真では分かりにくいですが、敷地が別荘地なので高低差があり、住居とお庭の高低差が約1mあります。道路からお庭が見えなくなるように、あえて高低差を活かして一段下がったスペースにローデッキを創りました。 デッキは世界一硬い樹ウリン(ビリアン・1年で1mmしか成長しない貴重な材木)で間口5.5m奥行き4.5mと広々したデッキになっています。 パーゴラとベンチもウリンで創り、パーゴラにはLIXIL プラスG オーニングを2基設置しました。南側の隣地からの視線を遮るために、LIXIL スタイルシェードと一部ウリンで目隠しフェンスを作ってみました。

 メインデッキの奥にサブデッキを創りました。 こちらのデッキもウリンですが、表面をナグリ加工し意匠性を高めました。元々植わっていたモミジをあえて残し、根元にはLIXIL ローポールライト(鏡面丸形)を使い夜の演出に役立っています。 また、サブデッキを夜でも使える様にハイポールライトで照らすこともできます。

 一段上の住居スペースからの眺めになります。階段には地元の浅間石を使い法面には野芝を張りました。 植栽も軽井沢らしく、モミの木・ソヨゴ・ヒメシャラ・ヤマボウシ・アセビ・イロハモミジと寒冷地に適した樹木を選びました。

 ナイトシーンになります。軽井沢の別荘地にマッチした素敵な雰囲気に仕上がりました。

 橋の下にはラインライトを仕込んでありますので、夜でも安心して動けるように配慮しました。

 

 

 住居の室内の様子です。この物件は建築メーカー様と意見交換をしながら創った物件です。建物の向きを決め、ダイニングチェアー・テーブルを決め、チェアーに座った高さから窓の位置や大きさを決め、窓の外の景色を設計しました。 外の景色が決まった段階で住居のフロアー、壁の色が決まり、中と外の統一感を重視し別荘地ならではの設計になっています。 従来の建築ではあり得ない感じですが、建築メーカー様にもご理解頂き完成に至りました。

 インテリアは弊社と業務提携をしている前橋市のRooming+様にデザインして頂きました。インテリアとエクステリアの融合として完成した物件になります。

 

 

 

 

 庭からの住居を眺めるシーン。浅間石の階段と奥に見えるLIXIL Gフレームのゲートがアクセントに。Gフレームの柱はガビオンで囲い、中に浅間石ゴロタを入れてあります。

 道路側からの眺め。駐車スペースにはグラベルフィックを敷き中には浅間砂利を敷き込みナチュラルな駐車スペースを演出しました。